パルス発生器｜AWSから操作

概要

パルス発生器は、連続した矩形波の電気信号を発生させる装置です。

パルス発生器の操作は、AWS( Amazon Web Service ) から、ネットワーク経由で行います。遠隔でパルス発生動作が可能です。

特徴

パルス発生器は、AWSのAWS IoT Core を使用して操作します。AWS IoT Coreから、インターネット接続したパルス発生器に指示を送ります。

AWSから複数のパルス発生器に対して、パルス指示のコマンドを送信することも可能です。ネットワーク経由で指示を送るので、それぞれのパルス発生器を離れた場所に設置できます。

パルス発生器本体は小型ですので、狭い場所への設置が可能です。

他のAWS の機能と組み合わせて使用することもできます。

システム構成図

AWS IoT Core

AWS のAWS IoT Coreの機能を使用します。AWS IoT Coreでは、AWSとIoT機器の通信を行います。今回のIoT機器はパルス発生器となります。AWS IoT Coreからパルス発生器に、JSON形式のコマンドでパルス指示を行います。

JOSNコマンド サンプル
{
  "id" : "ProBlock1",
  "frequency" : 
  {
    "unit" : "MHz",
    "value" : "1"
  },
  "count" : "100",
  "continue" : "OFF"
}

id : ProBlockパルス発生器の個別ID
frequency : パルスの周波数
unit : 周波数の単位
value : 周波数の値
count : 送信するパルスの数
continue : 連続送信のON/OFF

ProBlockパルス発生器

AWS IoT Coreからの指示を受け取り、指示に従って正弦波パルスを出力します。パルス発生器は、当社製品のProblockを用いてます。

仕様

パルス発生器本体の仕様です。

パルス出力周波数	～10MHz
出力電圧	3.3V
チャンネル数	最大3
誤差	最大±5%
パルス形状	正弦波
動作温度範囲	-20～80℃
寸法	40×40×39 mm
Problock構成	● PB-PIC32 ( マイコン PIC32 ) ● PB-POWER ( 電源 ) ● PB-Wifi( Wifi ) ● PB-EXT ( 外部電源入力 ) ● PB-CONV ( ピッチ変換 )
オプション	USB電源