概要
本記事では、AWS IoT の活用事例をご紹介します。
AWS IoT は、IoT デバイスを他のデバイスおよび AWS クラウドサービスに接続するクラウドサービスを提供します。AWS IoT は、IoT デバイスを AWS IoT ベースのソリューションに統合するのに役立つデバイスソフトウェアを提供します。デバイスが AWS IoT に接続できる場合、AWS IoT は それらデバイスをAWS が提供するクラウドサービスに接続できます。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/iot/latest/developerguide/what-is-aws-iot.html
IoT 機器として、当社製品のProblockを使用します。
Problockは、 IoT機器の構築を自由・簡単に実現するための開発プラットフォームです。
WIFIモジュールを使用することでAWS( Amazon Web Service ) と接続ができます。
Problockは各種センサーモジュールがあります。計測に必要なセンサーを選んで取り付けることが可能です。
![](https://problock.kanazawa-es-biz.com/wp-content/uploads/2022/12/AWSIoTProblock-1024x521.png)
活用事例
AWS 温度異常通知
IoT機器に温湿度センサーを組み込みます。IoT 機器で温度を計測し、AWSで温度チェックを行います。温度が異常値となったら、ユーザーにメール通知をします。
メール通知はAWSのAmazon SNS を使用します。
![システム図](https://problock.kanazawa-es-biz.com/wp-content/uploads/2021/12/システム図-1024x497.png)
AWS パルス発生器
AWSからIoT機器に対し、パルス発生の指示をします。IoT機器では、指示内容にしたがってパルス出力を行います。
パルス発生の指示は、AWS IoT Core を使用します。
![AWSパルスシステム構成図](https://problock.kanazawa-es-biz.com/wp-content/uploads/2022/09/AWSパルスシステム構成図.png)
AWS 4-20mA 計測
IoT機器に4-20mA センサーを組み込みます。IoT機器で計測対象の出力値を計測し、AWSで出力値をグラフ表示させます。
グラフ表示は、AWSの Amazon QuickSight を使用します。
![AWS4_20System](https://problock.kanazawa-es-biz.com/wp-content/uploads/2022/10/AWS4_20System-1024x559.png)
AWS人感センサー解析システム
IoT機器に人感センサーモジュールを組み込みます。IoT機器で人の検知時間を計測し、AWSで検知時間の解析を行います。
本システムでは、AWS IoT Analysis にて人感センサーで計測した検知時間を保持します。保持したデータは、CSV形式で取り出すことができます。 Microsoft社製 Excel でグラフ表示できます。
![systempicture](https://problock.kanazawa-es-biz.com/wp-content/uploads/2022/10/systempicture.png)
AWS電源監視装置
IoT機器でバッテリー電圧を定期的に計測し、AWSで電圧値のチェック、ユーザーへの通知を行っています。
AWS電源監視装置は、AWS IoT Eventsを使用しています。AWS IoT Eventsで、IoT 機器の状態管理を行っています。
![AWS電源監視システム](https://problock.kanazawa-es-biz.com/wp-content/uploads/2022/12/AWS電源監視システム-1024x576.png)
AWS IoT セキュリティ対策
AWS IoT Device Defender でIoT機器のセキュリティ対策を行います。AWS に送信したデータや送信間隔から、IoT機器に異常が発生していないかを確認します。
異常発生時には、Amazon SNS にてユーザーにメール通知を行います。
![プレゼンテーション1](https://problock.kanazawa-es-biz.com/wp-content/uploads/2022/11/プレゼンテーション1-1024x576.png)
AWS IoT 複数台監視
AWS IoT Device Management にて、複数のIoT機器の管理・監視を行います。一括登録、検索、一括送信などができます。
![management_system](https://problock.kanazawa-es-biz.com/wp-content/uploads/2022/11/management_system-1024x567.png)
AWS IoT 状態管理
AWS IoT Events で状態管理を行うことができます。IoT機器で行っていた状態管理をAWS で実装します。状態管理処理の変更をしたい場合は、IoT機器のソフトウェアを変更するより、AWSの処理を変更するほうが低コストになります。
![状態遷移図](https://problock.kanazawa-es-biz.com/wp-content/uploads/2022/12/状態遷移図-1024x469.png)
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